上杉隆はどんな人で思想や政策や発言や公約やマニフェストは?【2016東京都知選挙】【ジャーナリスト出身でも鳥越俊太郎とは違い政策あり】
2016/07/15
本物のジャーナリストの上杉隆さんが東京都知事選挙に立候補します。しかも、偽物の左翼ジャーナリストの鳥越俊太郎さんの公約「ガン検診100%」と違って、きちんとした政策も用意しています。もし政策論争をする機会があれば、鳥越俊太郎さんをフルボッコにするでしょう。
東京都知事候補「上杉隆」の思想について
座右の銘は「多様な価値観」であり、「多様な意見を受け入れる余裕こそが、今の日本では欠かせない」としています。
「100人のうち10人ではなく、1人くらいしか賛同してくれませんけど。でも、それでもいいか、という気持ちでやっています。自分の発言に賛同がなくてもまったく気にならなくなりましたね」
「支持を得るのは100人に1人でもいい。残り99%に好かれようと思ったら何も言えなくなる。誰からも好かれるような話や意見は、誰にも影響を与えない。」
wikipediaより抜粋
以上の言葉からもわかるように、信念に基づいて行動しています。その証左に、パナマ文書問題の際に、東京MXテレビで、電通問題を報道しない新聞社と、電通自体の批判を行いました。
東京都知事候補「上杉隆」の基本理念・公約『東京を、必ず変える』について
故鳩山邦夫の事務所スタッフで、最終的には公設秘書を務めた経験もあることから、きちんとした政策を準備した上で、立候補を表明しております。ホームページに基本理念・公約『東京を、必ず変える』の題で掲載されています。ただ、箇条書きのみで情報量が少なく、政策の善し悪しは判断しがたいです。政策論争を望むであれば、誰もが閲覧できるような政策集を用意して、、PDF化もしてダウンロードできるようにしてほしいと思います。
基本理念・公約『東京を、必ず変える』
0. 知事給与ゼロ
全額返上
(約2600万円/年 1期4年約1億円)
1. 首都直下型地震対策
死者ゼロ
(死者9700人予測)防災グッズの全660万世帯配布
2. 都内養護老人ホーム待機者ゼロ
(月平均407人)
3. 都内保育所待機児童ゼロ
(現在7814人)
4.東京オリンピック運営費を当初のコンパクト案に
(約1兆円規模の予算削減/組織委員会の見直し)
5. 横田基地軍民共用化による多摩地域の経済発展
(1610億円の経済効果/年)
6. 東京サイバーシティセキュリティ構想
(ロンドン五輪は2億件のサイバー攻撃)
7. 東京オリンピックまでの地方法人税等の再配分の凍結
(1兆2800億円の財源確保)
出馬会見で話したことをもとに、簡単に解説を加えますと、
「3. 都内保育所待機児童ゼロ」では、認定保育園の開いている部屋に幼稚園を作る「練馬方式」で、2年以内に、約7000人超の待機児童をゼロにするとしています。
「5. 横田基地軍民共用化による多摩地域の経済発展」では、ギュウギュウとなっている羽田空港の一部の国内線を横田に持っていき、多摩地域の人の利便性の向上とともに、1610億円の経済効果を生むとしています。
「7. 東京オリンピックまでの地方法人税等の再配分の凍結」では、地方法人税の再配分の凍結を謳っています。地方法人税の再配分とは、当時の増田寛也総務大臣が作った法律で、財源が豊富にある東京都の税金の一部を、財源が乏しい地方に回す法律です。都民のことを考えるのであれば凍結は東京都の財源を潤します。逆に、当然のことですが地方を苦しめることになります。しかし、都知事なので、都民のことを優先するのは当たり前ですね。
まとめ
政策の詳細は情報が少ないので、まだまだ判断できませんが、政策論争をしようとする姿勢は素晴らしいです。余程の自身があるのだろうなとも思います。但し、テレビなどの大手メディアは上杉隆さんを泡沫候補と扱っている為なのか、ほとんど取り上げられません。マック赤坂さんが激怒する理由もわかります。個人的には、好感が持てるし、頑張って欲しい候補者の一人です。