中川暢三はどんな人で思想や政策や発言や公約やマニフェストは?【2016東京都知選挙】【加西市長と大阪市北区区長の経験を持つ政策通】
東京都知事選挙に立候補した中川暢三(なかがわ ちょうぞう)さん。あまりメディアに取り上げられず、聞いたことが無い名前なので泡沫候補と思いきや、意外と政治家としての実務経験は豊富です。政策の質も量も十分でホームページで本気度が熱意が伝わってきます。大手メディアに取り上げられないからこそ、筆者が取り上げていきたいと思います。
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中川暢三は政治家としての実務経験と民間で働いた会社員経験を持つ
兵庫県加西市長(2期)、大阪市北区の区長、鹿島建設での会社員経験(本社開発部次長)、加西市長在職時の北条鉄道の代表取締役社長、政策シンクタンク「兵庫総合研究所」の設立、理事長就任など、官民の両方の経験をバランスよく持っています。国政選挙は根っからの政治家でもいいと思いますが、都知事は東京都という都市を運営します。従って、社長を務めた経営感覚を持っている方が良いと思います。
中川暢三の政治家としてのリーダーシップ
加西市長在職中にの2007年6月に、初めて議会で中川暢三市長のリコールが可決されました。理由は、職員の採用にあたり、強権発令して試験結果より人物重視で職員を採用したとされています。しかし、中川暢三市長は対抗策として議会を解散させて、かつ自身も出直し選挙を行い、再選しました。市議会を解散させるだけでなく、自身も一度辞職して、信を問う当たりがリーダーシップもあり、かつ潔くすがすがしいですね。
中川暢三東京都知事候補の公約
早稲田大学や東洋大学などと自治体経営についての研究を重ねているだけあって、政策はしっかりとしています。ホームページで、概要版と詳細版が掲載してあるので、まずは概要版だけでも見ることをお勧めします。概要版の政策を簡単にご紹介します。
1. 分権の推進と執行体制の強化
2. 減税と公共資産の活用
3. 新たな発想と技術で行政のイノベーション
4. 環境首都の新たなグランドデザイン
5. 次世代に手厚く 高齢世代には安心を
6. 議会改革と開かれた都政
7. 江戸城天守閣の再建など
公約の詳細はホームページを見て頂くとして、目玉公約は、一人当たり年間2万円の減税、固定資産税10%減税、投票したら1万円クーポン、江戸城天守閣の再建でしょうか。筆者は日本の投票率を上げる為に、「飴と鞭」の鞭を与えてもいいかなと思っていましたが、中川暢三さんは飴を与えるみたいですね。なかなかユニークな公約です。
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まとめ
中川暢三さんは政策をしっかりと考えているので、他の候補者と政策討論をさせてみたいですね。特に野党4党が猛反対すると思いますが、鳥越俊太郎さんと討論させてみたいです。中川暢三さんによる論破祭りが見られるでしょう。参院選で当選した自民党の今井絵理子さんの「沖縄基地問題はこれから考える」みたいに、知名度で選ぶ選挙だけは止めて頂きたいとおもいます。政策で勝負する選挙であってほしいと思います。都民の良識に期待します。
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