生活の党と山本太郎となかまたちの「重点政策パンフレット 生活が第一。」を読んでみた【参議院選挙2016マニフェスト公約を評価・まとめ】
2016/06/25
生活の党と山本太郎となかまたちの「重点政策パンフレット 生活が第一。」を読んでみました。政策の中身はとても薄いというのが印象です。重点政策パンフレットは8ページしかなく、特に目新しい政策もありませんでした。表紙と野党共同提出法案の一覧を除けば、わずか5ページしかありません。これでは、国民が納得し、共感できる政策を伝えるのは不可能です。一時期は、総理大臣も狙えると目されていた小沢一郎さんが、代表を務める政党だけに、少し悲しくなりました。
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生活の党と山本太郎となかまたちの「重点政策パンフレット 生活が第一。」の「重点政策1 子育て・教育」について
他党と違う点は、月額2万6千円の子供手当てを実現するとしているところです。しかし、受給できる年収制限や、子供の数(1番目はいくらで、2番目はいくらなど)、外国人を含むか含まないかなどについての詳細な記述はありません。独自の政策として公約にするのであれば、詳細な説明をすべきです。高校授業料無償化の堅持についても、外国人学校を含むか含まないかの記述はありませんでした。普通の日本人の感覚としては、含まないと考えるのが普通ですが、左寄りの政党だと含むと考えているの場合が多いので注意が必要です。生活の党と山本太郎となかまたちの「重点政策パンフレット 生活が第一。」の「重点政策2 家計・雇用・防災」について
雇用のところで、クォーター制の導入など働きやすい環境をつくるとしています。このクォーター制ですが、wikiで調べてみると、色んな意味で使われています。生活の党が主張するクォーター制とは何かの説明がないので、さっぱりわかりません。明らかな説明不足です。
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生活の党と山本太郎となかまたちの「重点政策パンフレット 生活が第一。」の「重点政策3 医療・年金・介護」について
ベーシックインカム制度の導入を進めるとしています。これも説明不足です。年金を一度も納めたことがない人に対しても、年金を支払うのでしょうか。或いは、生活保護のことを指しているのでしょうか。説明不足で何がしたいのかわかりません。生活の党と山本太郎となかまたちの「重点政策パンフレット 生活が第一。」の「生活の党と山本太郎となかまたちの考え方」について
普天間基地の辺野古移転計画は取り消しとしていますが、代替案は示されていません。普天間基地の危険を取り除く気はなさそうです。まとめ
内容がとても薄いので、論理的矛盾を指摘することもできず、「これはどういうことだろう。」という疑問が次々と沸いてくるマニフェストです。党の統一見解はあるのでしょうか。同じ質問を小沢一郎さんと山本太郎さんに投げれば、180度違う回答が返ってくるかもしれません。これで国民の生活は守れるか甚だ疑問です。社民党と同じく消えゆく政党だと思います。
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