【舛添記者会見】出来レースで舛添弁護団の大勝利【続投表明、辞任せず】【逆ギレ弁護士ムカつく】

2016/06/06 2016/06/11

数々の政治資金疑惑がある東京都知事の舛添の記者会見が終了しました。舛添が言う「第三者の厳しい目」はやはり機能しませんでした。今回は、舛添は弁護士二人（白髪の佐々木善三弁護士と黒髪の森本哲也弁護士）の「舛添弁護団」を率いて、予め舛添が用意した完璧な出来レースで、大勝利を収めました。弁護士は「不適切だが、違法ではない」を繰り返して、クライアントの舛添を守ることを終始徹底して、記者会見を乗り切りました。舛添が雇った弁護士だから、こうなるのはわかっていましたし、完璧な出来レースでした。

写真は大勝利して、ニヤッとする舛添。

記者の質問時間はわずか10分ほど

今回の記者会見は予め1時間と時間が決められていました。余程これまでの記者会見で、記者による舛添のフルボッコが効いていたのでしょう。会見では舛添と舛添弁護団が一方的に話した時間はなんと50分でした。ですので、記者が質問できた時間はたった10分ほどでした。さすが今回は弁護士を率いているだけあって、今までみたいに舛添はノーガードで出てくることはありませんでした。防御方法をきちんと考えていたみたいです。記者のみなさんも質問攻めで最後まで頑張ったのですが、舛添弁護団が定めた10分という時間制限の前に屈した格好となりました。

弁護士、記者に逆ギレ

記者が質問で、弁護士に対して、きちんと裏を取って取材して事実認定をしたのかと問い詰めると、なんと白髪の弁護士は逆ギレしました。記者に向かって、「事実認定」という言葉を知らないのに、たやすく使うなと言っていました。もう少し時間があって、白髪弁護士を問い詰めることができれば、あの弁護士ならば、きっとぼろが出てたと思います。記者の質問に、動揺して感情を抑えられず、しどろもどろになっていて、見ていて少し滑稽でした。

「第三者の厳しい目」を持つ弁護士の無能が露呈

東日本大震災の翌日に、上海での１３万９０００円あまりを使用して、シルクの男性用中国服２着を政治資金で購入した件については、白髪弁護士はこのように説明しました。

舛添「シルクの服は書道のとき着ると筆がすすむ」
佐々木善三弁護士「説得力があった」

はっ？　「第三者の厳しい目」って、孫を甘やかす爺さん婆さんより優しい目だったんですね。もうバカです。弁護士ってバカなのでしょうか。特に検事を辞めた弁護士ってバカなのでしょうか。これを聞いた時は笑うどころか、呆れました。このお二人の弁護士、白髪の佐々木善三弁護士と黒髪の森本哲也弁護士は今回の件で、大きく評判を落としたことでしょう。みなさん名前を覚えておきましょう。

舛添弁護団は「違法ではない」を連発

案の定、舛添弁護団は「適切ではない、また不適切」とは認めながらも、「違法ではない」を終始繰り返しました。今年の流行語は、「第三者の厳しい目」か「違法ではない」で決まりそうです。「違法ではない」は弁護士が良く使う言い回しです。記者が白髪の弁護士に対して、違法性と不適切の違いを質問しても、何も応ることができなかった弁護士はいただけないですね。もう舛添の傀儡でした。後に、「適切や不適切や違法の判断は一般の人と変わらない」と弁護士自ら言っていたのですが、一般の考えからすると完璧に違法なんですがね。明らかに白髪弁護士と一般人の考えは違っていますよ。本当に舛添には即刻辞任した上に、逮捕されてほしいです。これが一般の意見だと思うのですが。

記者も頑張った

記者も頑張っていました。特に最後の記者なんかは舛添に対して、「辞任した方がいいのじゃないか」とまで言っていました。だけど、舛添はそれに対していつもの通り、「一生懸命仕事をして信頼を取り戻す」との一点張りです。もう取り戻すのは不可能だと思うのですが、本当にバカなのでしょうか。どうやって育てられたら、あそこまで意固地になって都知事の椅子にしがみつくのでしょう。さらに、舛添は、辞任に値するかの判断は都民がすると言っていました。都民は世論調査で辞任すべきと言っているのに、本当にバカなのでしょうか。

最後に

舛添弁護団曰く、虚偽記載は一切無く、法律には違反していないそうです。舛添の弁護団だから、舛添の弁護をするのは当たり前ですね。第三者の概念って舛添にとっては、何なのでしょうね。私から言わせてもらえば、今回の弁護団は舛添にとって、第1.1者です。限りなく一人称に近いです。だって、舛添が金を払って彼らを雇った手前、クライアントの利益を守るのが弁護士なんだから。本当に出来レースだったと思います。くだらないものを見させられました。まさに第二次世界大戦後の東京裁判と同じです。茶番でした。都議会が舛添に対して不信任決議を出せるかに注目したいところです。自民党と公明党の節度ある対応に期待しまが、あまり期待できそうにないので、今回ばかりは嫌いな民進党と共産党に期待することにします。人を批判するのを本業としている方たちですので。