【TPP成立見送りか】次期アメリカ大統領はTPPに反対なので成立は見送るべき
2016/06/11
昨日、TP審議について、以下の題名で記事が出ました。
TPP審議、駆け引き激化=選挙にらみ見送り論も―政府・与党
時事通信
アメリカ大統領選が行われる中、日本はTPPについてどのように対処すべきか、私なりの見解です。
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アメリカ民主党有力候補二人共がTPPに反対
民主党有力候補のヒラリー・クリントンとバーニー・サンダースがTPPに反対しています。クリントンは以前はTPPを支持していましたが、「最終合意」の内容がお気に召さなかったみたいで、いつの間にかTPP反対派になっています。そのことから、もし大統領になったら確実に再交渉を提案してくると思われます。サンダースはずっと反対の立場です。つまり民主党して反対ということです。
アメリカ共和党最有力候補トランプがTPPに反対
ドナルド・トランプはTPPに大反対で「ひどい協定」だと言っています。トランプって言動が面白いですね。歯切れが良く、リーダーシップはすごくありますが、どうなんでしょうね。一時期の日本の小泉純一郎を思い出します。あの時の日本は、小泉フィーバーでしたね。国民が政治に関心を持ったことは良かったですが。テッド・クルーズはTPPは一応支持しているみたいですが、はっきりしておらず、うやむやな態度です。
恐らく共和党はトランプが選ばれるので、共和党としても反対ということです。
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日本は、アメリカ大統領選の結果を待ってから、TPPについて審議すべき
アメリカ大統領が誰になるかもわからず、誰がなったとしても新大統領は、TPPに反対すると予想されます。そのような中で、日本は審議を急ぐ必要は全くありませんし、先が見えないのに法案を採決すること自体がとても危険です。デメリットはたくさんあっても、メリットはありません。アメリカの出方を待ってから、対処すべきです。
ですので、民進党さん、共産党さん、頑張って自民党を止めてください。
健全な民主主義にはやはり野党も重要ですね。少し期待しています。
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