黄色ブドウ球菌を予防する4つのポイント【おにぎりから検出】【熊本地震避難所での食中毒】
2016/06/11
地震の避難所になっている熊本市の小学校で、避難している人たちなどが腹痛などの症状を訴えた問題で、昼食に提供されたおにぎりから食中毒を引き起こす細菌である黄色ブドウ球菌が検出されました。保健所は集団食中毒の原因はこのおにぎりであると断定しました。
黄色ブドウ球菌の由来
黄色ブドウ球菌とは、菌がブドウの房のように集まって見えることから、この名前が付けられました。写真をご覧いただくとわかりますが、確かにぶどうの房のようです。
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黄色ブドウ球菌発生の原因
発生原因はおにぎりが多く、発生原因全体の約4割を占めています。その他には、弁当、和菓子、洋菓子などが原因して多く報告されています。
黄色ブドウ球菌発生を予防する為にできること
東京都福祉保健局によると、以下のことに気を付けるように書いていあります。
1.手指などに切り傷や化膿巣のある人は、食品に直接触れたり、調理をしたりしないこと。
2.手指の洗浄・消毒を十分に行うこと。
3.食品は10℃以下で保存し、菌が増えるのを防ぐこと。
4.調理にあたっては、帽子やマスクを着用すること。
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最後に
提供される側は、気を付ける術がなく、提供されたものを食べているだけですので、何とも気の毒な事件です。提供する側もとても大変で、ぎりぎりのところでやられていると思いますが、今一度、衛生管理をきちんとして、この事態を乗り切って頂きたいです。食中毒に見舞われた方の一日でも早い回復をお祈りいたします。
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