安保関連法案とシビリアン・コントロール(文民統制)について
2016/06/11
安保関連法案で日本の安全保障が一歩前進
安保関連法案がようやく施行されました。この法案を読んでみても、まだまだ他国には追いついてないなと感じますが、事なかれ主義の日本にとっては、一歩前進したと思います。
スポンサーリンク
シビリアン・コントロール(文民統制)とはいったい何か
ここで左寄りの人が騒ぐといけないので、シビリアン・コントロール(文民統制)について、今一度考えてみたいと思います。
Wikiによると、以下の様に説明されています。
文民統制(ぶんみんとうせい、シビリアン・コントロール、英: civilian control of the military)は、文民の政治家が軍隊を統制するという政軍関係における基本方針である。政治が軍事に優先することを意味する。文民(英: civilian)の語意を明確にする意図から政治統制(英: Political control)の表現が用いられる事がある。また、文民優越(英: civilian supremacy)とも言う。
「文民の政治家が軍隊を統制するという政軍関係における基本方針」はどういうことか。政治家は文民なので、最初の「文民の」は省略します。「という政軍関係における基本方針」も省略しても意味は変わらないので、省略します。すると、「政治家が軍隊を統制する」が残ります。では、いつ軍隊を統制する(言い換えれば使用する)必要があるのか。それは、「外交」と「安全保障」です。それ以外は考えられません。(自国内だけで済む災害派遣などは除きます)つまり、シビリアン・コントロールとは「外交や安全保障に対して、軍隊を使うかどうかは政治家が決めること」です。
スポンサーリンク
日本ではシビリアン・コントロール(文民統制)が忠実に守らている
よく日本では軍が暴走しない為に、シビリアン・コントロールは大事だと言われています。実は日本ではそれは忠実に守られています。何故なら、政治家は国民が選んでいるから。国民が選んだ政治家が、外交や安全保障に対して、軍隊を使うかどうか決めています。完璧なシビリアン・コントロールが成立しています。何の問題もないですね。
安保関連法案の成立も同じで国民の大多数が選んだ政治家が賛成して決めました。一体何が問題なのでしょうか。
スポンサーリンク