【あさイチで紹介】こんにゃくは氷水で臭みを取る 下ゆで不要、簡単レシピも【下仁田こんにゃく技】
2016/06/22
低カロリー食で知られるこんにゃくですが、6月16日のあさイチで、下ゆで不要の裏技とそのこんにゃくを使った簡単レシピが特集されていましたので、ご紹介します。こんにゃくの名産地である群馬下仁田のこんにゃく達人からのお勧めの裏技です。
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こんにゃくの臭みを取るための下ゆでを達人はしない
下仁田のこんにゃく達人は、臭みを取るための下ゆでしません。あまつさえ、加熱しないで食べたりします。この裏技を使って、加熱することなく、マリネや梅肉和えで美味しく頂くのがお勧めです。
こんにゃくの臭みの成分は
こんにゃくのニオイは魚の生臭さと同じ「トリメチルアミン」という結構手ごわい成分です。10分ほどこんにゃくを下ゆでをして、臭みを抜こうとしても、少し生臭さが残ります。そのため、加熱調理したり、しっかりとした味付けになります。ところが、次の処理を加えると、まったく加熱していないのに、臭くなく、新感覚のおいしさが楽しめます。
こんにゃくの臭みを加熱しないで取る方法は
さて、いよいよこんにゃくの臭みを加熱しないで取る方法をご紹介します。
1.厚さ3mm程度に切る
2.氷水に2時間つける(氷が溶けないように冷蔵庫に入れるのがお勧め)
これだけで、下処理が終了します。とても簡単ですね。
もし、分厚く切って使いたい場合は、冷蔵庫に一晩入れるのがお勧めです。冷凍庫に入れてしまうと触感が変わってしまうので、お勧めできません。
レポーター役の渡辺徹さんは、こんにゃくで他の食材のニオイを消すことなく、爽やかに食べれて、甘味すら感じると大絶賛でした。
科学的にこんにゃくの臭みを調べた結果は
ニオイ測定の巨匠である臭気判定士加藤寛之博士が、科学的に「下ゆでvs氷水」のこんにゃくのニオイを調べていました。検査方法は、官能検査と言って、プロがニオイをクンクン嗅ぐ方法とのことです。
もとの何もしないこんにゃくのニオイを「10」とすると、10分間下ゆでをしたコンニャクは「3」、2時間氷水につけたものは「1.7」でした。この結果は、加藤博士も想像できなかったようで、地元の方を称賛されていました。達人恐るべしですね。
氷水で臭みを取ったこんにゃくには、さらにメリットが
氷水で臭みを取ったこんにゃくには、さらにメリットがあります。氷水で下処理をした方が、加熱処理をしたこんにゃくより、やわらかくなるのです。一般のイメージと逆ですね。ゆでるなどの熱処理を施すと、表面が硬くなってしまうのですが、氷水だと凝固しないので、やわらかくそのままの触感が楽しめます。
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おすすめレシピは
氷水処理したこんにゃくのお勧めレシピは「かき揚げ」です。
作り方
① 氷水でニオイを抜いたこんにゃくを細く切る
② 白だしや麺つゆに1時間程度漬け込む
③ お好みの野菜を加えてかき揚げに
注意点は一つだけです。揚げ過ぎはダメで、衣と野菜に火が通ったらすぐに取り出すことです。歯触りがもっと豊かになり、お店で食べるようなフワッとした感じに仕上がります。
さいごに
こんにゃくは低カロリー食なので、ダイエットにも、もってこいですね。そして、何より財布に優しい食材です。生臭くないこんにゃくをたくさん食べて、薄着になる夏に向けてダイエットしながら、家計にも優しく過ごしましょう。
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